水垢の掃除って本当に大変ですよね。特に鏡や水道についたうろこ状の水垢や、頑固な水垢ってなかなか落ちなくて苦労します。そこで登場するのがみなさんご存じ、その名も「重曹」です。
なぜ重曹が選ばれているのかというと、
- 安価である
- 体に優しい
- テレビやネットで有名
ではここでクイズです。
Q.水垢掃除には重曹以外にもう一つ必要とされています。さて一体何でしょうか
A.クエン酸。
ではその理由を見ていきましょう。
目次
クエン酸水も一緒に使おう
実は水垢や湯垢には簡単に言うと2種類の汚れが存在しています。それが「酸性」と「アルカリ性」の汚れなのです。重曹は酸性には有効ですが、アルカリ性にはクエン酸の方が効果的なんです。
酸性の汚れには重曹
酸性の汚れには重曹が効果的です。重曹は弱アルカリ性なので酸性の汚れを中和してくれます。水にも溶けにくいので粒子のパワーも期待できるんですね。
そして、女性に人気なのは肌に優しいことです。日本三大美人の湯、川中温泉、龍神温泉、湯の川温泉のお湯は全て「弱アルカリ性」であることからも分かりますね。
アルカリ性の汚れにはクエン酸
アルカリ性の汚れにはクエン酸が効果的です。クエン酸とは柑橘類(かんきつるい)に多く含まれていて、酸っぱさはこのクエン酸なんですね。あと梅干しにも多く含まれていますね。
クエン酸は炭酸カルシウムを簡単に溶かしてくれます。電気ポットや加湿器にこびりついた水垢に効果的です。