スマホ決済など、身の回りにあふれ返っているQRコード。あれってどういう仕組みで情報を読み取っているのか不思議でなりませんね。そんなQRコードに関する雑学・豆知識クイズです。
QR、ずばり何の略?
英語分からない人でも分かりますね。『早い反応』って事ですね。バーコードよりも早く正確に読み取れる事から命名されたのでしょう(多分)。QRコードは高速、かつ正確に読み取れる事を目的として開発されました。QRであーる。
3つのうち方向が正しいのは?

右下に四角がないものが正しい方向とされています。この角にある3つの四角によって『ここにQRコードあるで!』という位置を検出します。これをファインダパターンと呼びます。ただし360°どこからでも読み取れます。バーコードのようにちょっとズレただけで読み込めないイライラはありません!普段じっくりと見ないのでどれも違和感が無い感じがしませんか。ちなみにこのQRコードを読み取ったら…さあどうなるでしょうか。
QRコード内にある小さな■、何のためにある?

- 情報がここに入っている
- 歪みを補正する役割がある
- 製造年月日専用の場所
QRコードが曲面に貼られていたり、読み込むカメラなどが斜めになっていてもこの『アライメント(調節・調整という意味)パターン』によって補正されるのです。ただの四角の中に点があるだけなんですけどね。
QRコード、開発したのはどこの国?
- 日本
- アメリカ
- ドイツ
自動車部品メーカーのデンソーの開発部門が発明しました。やっぱ日本すげーな。
開発のヒントとなったものは?
- オセロ
- JR地図記号
- 囲碁
昼休憩の時間に社内で打っていた囲碁がヒントとなり、開発されました。同じ白黒でも何故囲碁がヒントとなったのか、凡人の私にはさっぱり分かりません。ちなみにJR地図記号ってこんなやつです
QRコードに『漢字・かな』はどれくらい入る?
- 約900文字
- 約1800文字
- 約2700文字
このQRコードに400字詰め原稿用紙が4枚半も入る容量があるのです。
コードが破損していても修正して読み込める最大の面積は?(2022年2月現在)
- 約15%
- 約30%
- 約50%
最大約50%、破損していたり汚れていても復元する機能『誤り訂正機能』があります。訂正機能を向上させるとその分QRコードのサイズは大きくなります。一般的には約15%の誤り訂正機能を持つQRコードを使用しているようです。汚れやすい職場の場合はレベルSを使用しておけば安心ですね。ただし三隅にあるファインダパターンが汚れや破損で読み込めない場合は、修正出来ません。ただの四角なのに。
携帯電話で初めてQRコードに対応したのは?
- J-PHONE
- セルラー
- docomo
携帯電話初のQRコード読み取り機能が搭載されたのは、J-PHONEのJ-SH09.今ではほとんどのカメラ付き携帯電話でQRコードを読み取る事が可能ですね。J-PHONEとかセルラーとかツーカーホンとか懐かしいな…
通常よりも小さい、ファインダパターンがひとつだけのQRコードを何と言う?
- ミニQRコード
- マイクロQRコード
- ミクロQRコード
ファインダパターン(三隅の大きな四角)が一つだけのマイクロQRコードなんてのもあります。通常のQRコードでは入らない小さな箇所に入れたい場合に使います。誤り訂正機能は最大25%、文字数も減りますが十分に力を発揮しますよ。
QRコードをハンコにして押したらちゃんと読み込めるか?
- 読み込める
- 読み込めない
もちろん読み込めます。現在の名刺にQRコードを入れたいがために、新たに作り直すよりもハンコにして押してしまえばコストダウンになりますね。