5月5日は端午の節句、こどもの日です。こいのぼりを見かけたり、部屋に兜を飾る風習もありましたね。そんなこどもの日に関する雑学・豆知識クイズです。
祝日法2条でこどもの日は『こどもの○○を重んじ』とありますが、○○とは?
- 人生
- 誕生
- 人格
『こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、親に感謝する』ことが趣旨の祝日です。ゴールデンウィークの悲しい最後の日のイメージの方が強かったりしますね。
端午の節句の『端午』、どういう意味?
- 5月最初の午の日
- 15歳以下
- 5歳馬
元々は5月最初の午の日を祝っていた日だったのが、午と五が同じ『うー』という発音であったために5月5日が端午の日となったそうです。ちなみに端は『最初』という意味があります。
端午の節句に用いられる植物は?
- 菖蒲
- 杜若
- 芍薬
菖蒲の強い匂いが邪気を払うとされていて、武士を敬うという意味の『尚武』とも同音であることも尚武が使われる理由だそうです。
こどもの日にこいのぼりを飾るのはなぜ?
- 元々は鯉の供養の意味もあったから
- 鯉のように強くなって欲しいとの願いから
- 当時の人気キャラクターだったから
鯉の滝登りと言われるように、鯉は流れに逆らってでも泳ぐ強い魚で、かつキレイな水以外でも生きられることから、逆境にも耐えられる大人に成長して欲しい、との願いが込められているんですね。私は鯉が湖面からエサを待って口をパクパクさせているのを見るとちょっと怖くなってしまいます。ごめんね鯉。
端午の節句に柏餅を食べるようになったのはなぜ?
- 粘り強い人間になって欲しいとの願いから
- 餅屋の陰謀から
- 子孫繁栄を願って
柏の木は枯れても、新芽が出てくるまで葉が落ちない事から家系が絶えないという事から、子孫繁栄の縁起物として食べられているようです。ちなみに関西ではチマキを食べます。これは中国のエライさんが川に身を投げた時に魚がその身体を食べないように、チマキを河に投げ入れたそうで、これが忠誠心の象徴となり現代に続いているとか。忠義や優しさを持った人に育って欲しいとの願いが込められているんですね。いろいろ考えられているんですな。
江戸時代に子どもが河原である事をする風習がありましたが、それはどんなこと?
- 柏で作った葉舟を流す
- 石をぶつけ合う
- 行水
2手に分かれて石をぶつけ合う石合戦をやる風習があったそうですが、負傷者や死者がたくさん出てしまい、禁止となったそうです。いや、やる前から分かるだろうに。
五月五日といえば童謡『せいくらべ』。柱の傷はおととしの~とありますが、なぜ作詞家は去年ではなく一昨年にした?
- 2年に一回身長を測る風習だったから
- 去年は病気で実家に帰れなかったから
- 語呂的にどうしても合わなかったから
童謡『背くらべ(せいくらべ)』の作詞家、海野厚は結核のため五月五日に実家に帰れず、弟の背丈を測ってやれなかったことから一昨年としたのが有力説だとか。結局、結核が治らず28歳という若さで死去。やっとこやっとこくりだしたーおもちゃのマーチがラッタッタ、のおもちゃのマーチの作詞家でもあります。
こいのぼりの一番上のひらひらしているのは何の為にある?
- 魔除け
- 滝の水流を表している
- 神様への目印
いろいろな意味が込められていて、どれも正解のようです。ただ『吹き流し』単体だけの意味からいうと魔除け的な意味合いが一番強いと思われます。
こいのぼり、漢字で書くと?
- 鯉登
- 鯉幟
- 鯉上
幟とは、軍陣や祭礼、儀式に使われる旗の一種。その昔、自分と敵軍の識別をするために作られたものですね。時代劇でよく見かけますね。
童謡「こいのぼり」、〇〇に入る歌詞は?
やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
〇〇〇〇〇〇〇 およいでる
- なかよくみんな
- かぜになびいて
- おもしろそうに
これ間違えた人はマズいですぜ!ウン十年前に歌った私でも覚えていました。私の家は集合住宅の5階だったので、窓に小さなこいのぼりを飾っていました。懐かしいな。
以上、こどもの日に関する雑学・豆知識クイズでした。子どもの為に用意するこういった道具、大人の方が楽しかったりしますよね。